先日、相談者Kさんより依頼を受け、代理で老齢年金の受給手続きをしてきました。
お話を伺うと、Kさんは若い頃お金にはかなりご苦労をされたそうです。
年金も納められなくなったことがあり、「免除申請」をした期間が23カ月ありました。
免除申請とは、種類もいろいろあるのですが、
簡単に言うと、「今はお金がないから年金を払えません」と年金事務所に申請することです。
ここが損をするかしないかの分かれ道です。
免除の申請をすれば、年金の受給資格期間に算入されますし、
額は減りますが免除の割合に応じて納付とみなされ、
Kさんの場合の差額は約12,000円でした。
Kさんの場合は当時の全額免除で三分の一かけた月数で算出されますが、
平成21年4月以降、二分の一で算出されることになったため、
今だと同じ条件でなんと約17,800円。
10年間だと178,00万円、20年間だと356,000円、
長生きすればするほどそれは続きます。
収入がないからといって、年金を納めずに放っておくと、何も良いことはありません。必ず免除申請をしておきましょう。
最近Kさんは、少しずつお仕事も始めたそうです。
若い頃ご苦労された分、少しでも楽しんで暮らしていけると良いなあと切に願っています。
こんなときはご連絡ください。
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