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究極のブラック、明治時代の就業規則

究極のブラック、明治時代の就業規則

 

昔の劣悪な労働環境の代表として語られる

「ああ野麦峠」

映画化もされていますが、本で読んでみました。

明治時代、10代の若い女性達が、飛騨(岐阜県)から信濃(長野県)の製糸工場へ出稼ぎに出るのですが、

その実態がつづられた一冊です。

 

この本のすごいところ

 

実際に野麦峠を超えた女工さん達のインタビュー形式で構成されているという、ノンフィクションなんです。

 

明治時代のお話ですが、語りから見えてくる風景はまるで江戸時代。

労働環境はなかなかなのブラックぶりです。

 

楽しい思い出として語る女性も中にはいらっしゃいますが、

取材を受けているのは生き残った高齢の方々。

夜明けとともに働き、夜10時まで労働して、病気になっても働かされて、いよいよ使えなくなり家に帰されて亡くなった方々は、語ることが出来ません。野麦峠を越せずに亡くなった方も少なくありません。

 

さて、明治時代の製糸工場ですが、

なんと、その時代にも就業規則はありました。

 

内容は・・・

 

工場の都合によりいつ解雇されても文句のないように。

工女の都合で退職する時は積立金を没収することはもちろん、損害賠償をしてもらうか、代わりの人を出すか、どちらか。

 

(;゜Д゜)

 

まるで脅迫文のようです。

 

会社と社員を対等にしてくれる手段が、法律です。

それから長い月日を経て、昭和22年、労働基準法が制定されました。

 

しかし「野麦峠」から120年経った今も、ブラックな会社は存在します。

会社の立場が強くなってしまう場合がまだまだあるようです。

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